free as in air

2007|06|07|08|09|10|11|12|
2008|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2009|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2010|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2011|01|02|03|04|05|06|07|09|11|12|
2012|03|04|05|07|08|09|10|11|12|
2013|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2014|01|03|04|06|09|
トップ «前の日(05-30) 最新 次の日(06-01)» /追記

2013-05-31 この日を編集

§ [book] 虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)(伊藤 計劃)

 再読。まあ読みやすい。虐殺の風景とか他人に薦められない要素は多いが、ただその辺の描写も現実にある話なので、現代人なら読んでおいたほうがいいのでは。ある意味では、暴力は無くならないと言っている本だと思う。生物としての戦略とかはともかく、とにかくルールは守る集団においては、規範から外れるのはリスクはあるけどメリットというか利益もあるので、社会的戦略としてそういう人もいるだろう。でもTEDの講演でみんなが平均的に裕福になれば解決するよとか言ってたので、ディストピアとのギリギリの境界をいけば、暴力はなくなるのかもしれない。