ValoのSK1を買ってから2年ぶりのニューブーツ。Valoブーツも、肉抜きとかトゥカットとか耐久性が落ちそうなことをしている割に、ソール換えるかどうかちょっと悩むぐらいでまだまだいけるけど、どうしても小さくて軽いブーツを試したくなって買っちゃった……。
足型があからさまに幅広甲高のため、これまではかなり余裕を見てUS10にしてたのだが、今回はとにかく軽くて小さいやつが欲しかったので、試しにUS9をDeeportから購入。最初は足が入らないかと思ったけど、とにかく紐を緩めてタンもガバっと出したら履けた。レーシングは進化してるけど、やっぱちょっと面倒くさい。あと甲高なせいでシェルから足の甲がはみ出るのだが、ちょうどそこのシェルとライナーの重なりとが当たると痛い。タンをずらせば問題ないけど、ホント甲高なんだなーと思ったりす。
つま先は結構余裕がある。US10のValoブーツのライナーが傷んだので純正からJugに替えたところ、つま先が圧倒的に狭くなったから、Razors SL US9のほうが余裕あるのかも。
サイズ小さいのを選んだせいもあるけど軽い。あとGC FeatherLiteフレームはものすごく軽い。
もう売っちゃったけど、記憶の中のUSD UFS Throneと比べると、シェル自体がすごい柔らかい。Valoのシェルは結構薄くて単体だとフニャフニャな感じだけど、それより厚みがありつつ、指で押して曲がるくらい柔らかい。カフも柔らかい。全体的に粘りがある柔らかさというか、なんとも絶妙な感じ。
バックスライドプレートに最初からついてるスポットは狭くてすごい深い。単管パイプにハマりきらないくらいというか。ソウルプレートがバックスライドプレートより2mmくらい出っ張ってるんで、ちょっと外れてもなんとかなるみたい。ソウルからビスが浅いところにあるのはどうなのかなと思うので、これは様子見。
噂の吸音材は普通の布っぽかったけど効果はあるようだ。
滑った感じもグラインドもまあ普通というか、今までできてたことはそのままできる。ミニミニランプでだけど、初めてアリウープトップソールができたから、やはりブーツの性能とかあるんかなーという気もする。
ちなみに、ほとんどのブーツ、パーツの売価自体は海外のほうが圧倒的に安いので、輸入も考えたんだけど、このブーツの場合は送料を考慮すると数千円しか差がなかった(32000JPYに対して350USDくらい)し、国内のショップで買うほうがいいよなあと思ったり色々。特にドルが安いのでAggressiveMallあたりで買うほうがユーロ圏より安い。しかし輸入は船便に当たるといつ届くかわからないとか、何か合った時の手続きの不安とか、色々あって心配だとは思う。UPSとかにすると不安感はなくなるけど送料上がるし、ぐぬぬ。
2012-12-23 追記:4時間連続で滑走したところ、足の甲が痛くて耐えられなくなったのでなんとかしたい。足の甲内側の関節ぽいとこがほんとヤバいというか、もう骨が変形しとる気もする…。シェル出しするか、クッション挟んで浮かすとかか。
下巻まで読んだ。SFとして読むと冒頭からあからさまにディストピアの兆候なのだが、進むにつれて世界観に必然性がでてくるし、下巻まで読むとまた希望があってたいへんよろしい。変な動物たちの名前があまり見慣れない漢字で表記されているせいか妙におどろおどろしい感じがあって重たいのだが、ウミウシのあとから急加速するんで一気に読める。
しかし、この単行本のフォントがどうにも読み辛い気がしたんだけどなんでかな。
読後のスッキリしなさの原因は、社会制度がどうだといいか、みたいな答えようのないテーマが残るからか。バケネズミのほうに感情移入してしまうね。