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トップ最新 /追記

2008-04-01 [長年日記]

§ [movie] ジャンパー

　映像はいいんじゃない。色々言えば言えるんだけど、ちゃんと押さえるところは押さえてるし。なにはともあれスタッフロールの曲が秀逸。

[ツッコミを入れる]

2008-04-03 [長年日記]

§ [program] プログラミングGauche 17章末のコラム

プログラミングGaucheの17章末のコラムで、obj.methodのような構文の言語とは違うってのと、そういう普通のオブジェクト指向言語ではレシーバとメソッドをちゃんと指定しないと動かないよね(a-point.move-by(b-vector)なのかb-vector.move-by(a-point)なのか)とか書いてあるけど。

(define-method move-by! ((p <2d-point>) (v <2d-vector>))
  (inc! (ref p 'x) (ref v 'x))
  (inc! (ref p 'y) (ref v 'y)))
(define-method move-by! ((v <2d-vector>) (p <2d-point>))
  (inc! (ref p 'x) (ref v 'x))
  (inc! (ref p 'y) (ref v 'y)))

と同じ意味のコードを素直にRubyで考えるなら

class Vector
  attr :x, :y
  def initialize(x, y)
    @x = x; @y = y
  end
end
class Point
  attr_accessor :x, :y
  def initialize(x, y)
    @x = x; @y = y
  end
  def move(v)
    @x += v.x; @y += v.y
  end
end

で、Gaucheで上のdefine-methodが適用されているなら(move-by! b-vector a-point)でも(move-by! a-point b-vector)と等価なのは確かにそうなんだけど。

けど。普通のオブジェクト指向言語の構文は、主語＋動詞を明示したいからでもある。

でも主語＋動詞が自然なのは、副作用があるからだよね。副作用がないなら主語も動詞もいらない。

[ツッコミを入れる]

2008-04-09 [長年日記]

§ [music] Doppelganger and Manipulator/Fall Of Troy

　仙台のタワーレコードで購入。Recommendコーナーにあったのを偶然見つけた。名前のとこにはアーティスト名が書いてあるプラカードだけあったので見付けたのは奇跡だな。アルバム`Fall Of Troy'は店員さんに聞いてみたけど在庫切れ。

　アルバムとして面白いのはDoppelgangerのほうかな。Manipulatorは、楽曲として面白いのが多いけど、なんかDoppelgangerとは違うジャンルというか。丁度、RadioheadのThe BendsとOK Computerみたい。Doppelgangerはとにかく最後まで疾走感が溢れてる。Manipulatorは(チープな言い方なのは置いといて)曲自体の表現が豊かになってる感じ。

　どうでもいいけど、Manipulatorは紙枠付きの普通の1枚用のケースなんだけど、そこに無理矢理ライブ曲のCDが一緒に入っててビビる仕様。しかもそのオマケのCDは穴が中心からかなりひどくズレてる。